
Web業界ってなんかキラキラしてるし、稼げそう!
未経験でもOKって書いてあるし、入れば教えてもらえるよね?
SNSを見ていると、こんなふうに感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
特に最近は「未経験から月収30万円」などの投稿もよく流れてきますし、つい期待してしまいますよね。
ただ、最初に少しだけ現実的な話をさせてください。
結論から言うと、「高収入・未経験OK・全部教えてくれる会社」という条件がすべて揃う企業は、ほぼ存在しません。
少し厳しく感じるかもしれませんが、これは業界で実際に働いているからこそ断言できます。
とはいえ安心してください。
この記事では、なぜその条件が成立しないのか、そして未経験からどうすればWeb業界に入れるのかまで、しっかりお伝えしていきます。
読み終わる頃には、「なんとなくITに行きたい」という状態から一歩抜け出して、現実的な行動が見えてくるはずです。
未経験でITに就きたい人へ|その条件、正直ムリです

まずは結論からお伝えします。
未経験でありながら、高収入で、しかもすべて会社が教えてくれる。
そんな理想的な環境は、残念ながらほとんど存在しません。

でも“未経験歓迎・研修あり”って求人、よく見ませんか?

見ますよね。ただ、その言葉の意味を少し深く理解する必要があります
多くの人がイメージしているのは、「何もわからなくても入社すれば一から全部教えてもらえて、そのうえ給料もいい」という状態だと思います。
しかし実際には、そのイメージと現場のギャップがかなり大きいのです。
たとえば「未経験OK」と書かれていても、入社後すぐに基礎を覚え、短期間で現場に入ることを求められるケースがほとんどです。
また「研修あり」といっても、あくまで基礎レベルにとどまり、その後は自分で学び続ける必要があります。
つまり、「何もせずに会社に任せていればOK」という環境ではありません。
もし仮に「全部教えます」「しかも高収入です」とうたっている会社があった場合は、少し注意が必要です。
給料が極端に低かったり、実際にはスキルが身につかない業務ばかりだったりするケースもあるため、条件の良さだけで判断するのは危険といえます。

じゃあ未経験からWeb業界に行くのって厳しいってこと…?

いえ、そんなことはありません。ただ“前提”を変える必要があります
その理由を次の項目で考えてみましょう!
なぜ「高収入・未経験OK・全部教えてくれる会社」は存在しないのか

ここで一度、「なぜそのような会社が存在しないのか」を冷静に考えてみましょう。
この理由を理解できると、納得感が一気に変わります。
まず前提として、会社は学校ではありません。企業は利益を出すために存在しています。
つまり、社員は「育ててもらう存在」というより、「価値を生み出す存在」として期待されています。
もちろん新人教育がまったくないわけではありませんが、それはあくまで最低限です。
会社としては、できるだけ早く現場で活躍してもらうことを前提に採用しています。

でも未経験って最初は何もできないよね?
未経験の人は、最初のうちはどうしても利益を生み出せません。
むしろ教育のために先輩の時間が割かれたり、ミスのフォローが発生したりと、会社側のコストが増える状態になります。
そんな状況で、最初から高い給料を支払うというのは、ビジネスとして考えるとかなり難しい話です。
さらに、「高収入」という言葉の意味も考えてみる必要があります。
一般的に高収入と呼ばれる給与は、即戦力として活躍できる人に支払われるものです。
つまり、すでにスキルがあり、一人で仕事を回せる人に対する対価です。
この構造を踏まえると、「未経験で教えてもらう前提なのに高収入」という条件が、いかに矛盾しているかが見えてきます。

たしかに…都合よく考えてたかも

ここに気づけるだけでかなり大きいです!
『楽に稼げるWeb業界』を探してる人へ。現実的なルート

ここまで読むと、「じゃあやっぱり無理なのかな」と不安になるかもしれません。
ただ、ここからが一番大事なポイントです。
結論として、未経験からWeb業界に入ること自体は十分に可能です。
ただし、「楽に稼げる」というルートではなく、「段階を踏んで成長する」ルートを選ぶ必要があります。
まず受け入れてほしいのは、最初から高収入を目指すのは現実的ではないということです。
未経験の状態では、どうしてもアシスタント的な業務からスタートすることになりますし、給料も高くはありません。
ただし、ここで悲観する必要はありません。
Web業界はスキルがそのまま収入に反映されやすい世界です。
最初は低くても、スキルを積み上げることで収入が上がっていく可能性は十分にあります。

でも、どうやってスキルを身につければいいの?

そこが一番の分かれ道になります
未経験のままいきなり会社に入るのではなく、まずは最低限のスキルを身につけることが重要です。
たとえばHTMLやCSSといった基礎的な知識を学び、簡単なWebサイトを作れる状態になるだけでも、企業からの評価は大きく変わります。
この“少しだけできる状態”を作っておくことで、完全未経験よりも圧倒的に有利になりますし、入社後のギャップも減らせます。
実際、多くの人が途中で挫折してしまうのも事実です。
完璧を目指しすぎたり、ゴールが曖昧だったりすると、途中でモチベーションが落ちてしまいます。
もし一人で進めるのが不安な場合は、スクールを活用するのも一つの方法です。
費用はかかりますが、学習の流れが整っているため、挫折しにくいというメリットがあります。
未経験からWeb業界に入る正しいルート

では、現実的にどう進めればいいのかを具体的にお伝えします。
- Webの業種を絞る
- 基礎を学ぶ
- 制作物(ポートフォリオ)を作る
- 企業に応募する
基本的な流れとしては、まず基礎を学び、そのあとに簡単な制作物を作り、最後に企業へ応募するという順番になります。
この順番を踏むことで、「完全未経験」ではなく「基礎ができる人」として見てもらえるようになります。
たとえばHTMLとCSSを使って1ページのWebサイトを作れるようになるだけでも、十分なスタートラインに立てます。
その制作物をポートフォリオとしてまとめておけば、採用担当者に対して「この人は学習できる人だ」という印象を与えることができます。

思ったよりやること多いかも…

そう感じるのが普通です。でもここが分岐点です!
このステップを踏まずにいきなり転職しようとすると、思うようにいかないことが多くなります。
逆に、この準備をしておくだけで採用される確率は大きく上がりますし、入社後もスムーズに成長できます。
また、人によってはスクールや転職支援サービスを利用することで、効率よく進めることもできます。
特に「何から始めればいいかわからない」という人には向いている選択肢です。
まとめ|ちゃんと稼げる道はある

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
改めてお伝えすると、「高収入・未経験OK・全部教えてくれる会社」という理想的な条件は、現実的にはほとんど存在しません。
これは意地悪でも何でもなく、ビジネスの仕組みとしてそうなっているだけです。
ただし、それは「未経験からWeb業界に行けない」という意味ではありません。
むしろ正しいステップを踏めば、十分にチャンスはあります。
楽して稼げる道は確かにありません。
しかし、スキルを積み上げていけば収入も働き方も自由度が上がるのがWeb業界の魅力です。
だからこそ、最初の一歩を間違えないことが重要です。
もし今、「Web業界ちょっと気になるな」と思っているなら、まずは小さくでいいので学習を始めてみてください。
その一歩が、将来の選択肢を大きく広げてくれます。



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