
Webコーダーって実際どんな仕事をするの?
パソコンもあまり得意じゃない私でも大丈夫?

Webコーダーは資格がなくても、未経験から目指せる仕事だから大丈夫だよ!
私は飲食バイトからWeb業界に転職した経験があるのですが、「本当に自分にできるのかな?」と不安でした。
でも、やってみて気付いたらWeb制作の現場で働けるようになっていました。
その経験を活かして今回の記事では、
そんな私の経験も交えながら、Webコーダーに必要なスキルや仕事内容、資格についてわかりやすくお伝えします。
Webコーダーに資格は不要!仕事内容とスキル習得が重要

Webコーダーになるために特別な資格は必要ありません。
実際に、資格なしで活躍している人がたくさんいます。
大切なのは「どんな仕事をするのかを理解し、自分でスキルを身につけること」。
未経験でもしっかり準備すれば、Webコーダーとして働くことは十分に可能です。
未経験でもWebコーダーは目指せる
結論から言うと、Webコーダーは資格がなくても、未経験から目指せる仕事です。
私自身も、まったく別のバイトからWeb業界に転職しましたが、採用のときに資格の話は出ませんでした。
実は、Web制作の現場では資格よりも「ちゃんとコーディングができるか」「指示通りに動けるか」が大事にされます。
だから、独学やスクールでHTMLやCSSを学び、ポートフォリオ(自分の作ったサイトの例)を用意できれば、チャンスは十分にあるんです。

でも、私はパソコン初心者だし…
と思うかもしれませんが、
Webコーダーの仕事は一気に難しいことを求められるわけではなく、基本を積み重ねれば誰でもできるようになります。
未経験の女性でも、コツコツ学べば数か月で実践レベルに近づくことが可能です。
資格がなくても採用される理由
Webコーダーの採用は、「資格を持っていること」を条件にしている会社はほとんどありません。
なぜなら、Web業界は日々新しい技術が出てくるスピードの速い世界。
資格よりも、「実際にどんなものを作れるか」「実務でどんな対応ができるか」が重要だからです。
特に未経験OKの求人の場合は、
こういった実践的なスキルや、コミュニケーション力の方が評価されやすいです。
もちろん、資格があればプラスに働くこともありますが、「資格がないから応募できない」と諦めるのはもったいないです。
むしろ、資格よりも簡単な自己紹介サイトや、架空のサイトを作って「私はこれくらいできます!」と見せる方が強い武器になります。

実際の面接でも資格について聞かれたことないよ!
ほとんどがポートフォリオの内容だった!
Webコーダーの仕事内容|会社ではどんなことをするの?

Webコーダーの仕事は「デザインをもとに、Webページを実際に形にすること」です。
初心者のうちは、まずはHTMLとCSSを使ったシンプルな作業からスタートし、経験を積むにつれてCMSやJavaScriptも扱うようになります。
ここでは、実際の現場でよくある仕事内容を説明します。
デザインデータをもとにWebページを構築する(HTML/CSS)
Webコーダーの一番大事な仕事は、デザイナーが作ったデザインデータ(Figma・Photoshopなど)をHTMLとCSSで正確に再現することです。
基本的に、「デザイナーが見せたい」と思ったデザインを、パソコンやスマホで見たときにそのまま形にするのがコーダーの役割です。

ここができるようになると、即戦力として会社に入れるレベルです。
最初は難しく感じますが、デザインのルールに沿って正確に組めるように練習すれば、未経験からでも習得できます。
CMSを使ったWebページの構築
会社によっては、WordPressなどのCMSを使ってページを管理することが多いです。
CMSとは
CMSはホームページを簡単に作ったり更新したりできる仕組みです。
コードが分からなくても、文章や写真を操作するだけで編集できます。
この場合、新規ページ作成もあれば、ちょっとした修正・差し替えがメインのこともあります。
CMSでの仕事は、デザイナーやクライアントからGoogleスプレッドシートやテキストで「ここをこう直してほしい」と指示がくることが一般的です。
新規ページの場合は、「CMSで作れる範囲」の簡単なデザイン案が送られてくることが多いので、構造を想像しながらCMSでページを組み立てていきます。

ここは「細かい修正を早くて丁寧」にできると信頼される!
JavaScriptで動きをつける
Webページにちょっとした動きをつけるために、JavaScriptやjQueryを使うこともあります。
たとえば、画像が自動で切り替わったり、ふわっと表示されたり、ボタンを押したらメニューが開くなどの動きです。
ただし、多くの会社では「JavaScriptを教えてくれる環境はあまりない」です。
自分で勉強して、小さな動きを作れるようになっておくと重宝されます。
コードに詳しい先輩に「ちょっと質問する程度」ならOKですが、ある程度は自主的に学んで実装できると強いです。

よく使われるフェードインなどの実装はできるようになっておこう!
更新・修正作業が多い会社もある
実は、新しいサイトを作るだけではなく、すでに公開されているサイトの「更新作業」がメインの会社もあります。
たとえば、キャンペーン画像の差し替え、最新情報の追加、誤字脱字の修正など、小さな作業をスピーディーにこなすことが求められます。

更新作業なら私でもできそう!

セールなどの更新は急に依頼が来て、納期が短いことがほとんどだから、
スピード感と正確さが求められるよ!
Webコーダーに求められるスキルとは?

Webコーダーは「コードを書くだけの仕事」と思われがちですが、実は基本のスキル+プラスαの力がとても大事です。
ここでは、未経験から目指すなら
をわかりやすく紹介します。
基本スキル:HTML・CSS・レスポンシブ対応
まず最初に必ず必要なのがこの3つです。
HTML(構造を作る言語)
デザイン

HTMLだけ組んだ見た目

CSS(見た目を整える言語)
デザイン

HTML+CSSで組んだ見た目

レスポンシブ対応
PCやタブレットでの見え方

スマホでの見え方


今ではほとんどの会社で、当たり前に求められているよ!
あると強いスキル:JavaScript・jQuery
JavaScript・jQueryページに動き(アニメーション、スライダー、メニューの開閉など)をつけられます。
会社によっては、簡単な動きはコーダーが担当します。
なぜ”あると強い”のか
JavaScriptを最初から求める会社はそこまで多くないが、できると即戦力でかなり重宝される
JavaScriptができると、エンジニアや先輩に「これ、お願い!」と頼られやすくなる
また、HTMLとCSSは初心者で習得する人はかなり多いですが、JavaScriptをできる人は少ないため、周りと差をつけるためにも、習得しておくと有利に立てます。
案外大事:コミュニケーション・進行管理スキル
実は現場では、コミュニケーション力がとても重要です。
コミュニケーションが必要な場面
黙々と作業していても、確認不足でやり直しが発生すると逆に迷惑をかけてしまいます。
営業マンのようなレベルの高い会話ではないですが、ある程度のコミュニケーションがとれるとベストです。
進行管理スキルとは?
会社では「〇日までにこのページを完成させてね」と納期があります。
また、複数ページを同時に進めることもあるので、自分でスケジュールを整理する力が必要です。
最初は自分の学習スケジュールを立てて守る練習をする。
模写コーディングや課題を「〇日までにやる」と決めて管理してみるのがオススメ。
例:デザインは1週間、コーディングは2週間、ポートフォリオ作成3日間。
Webコーダーに役立つ資格はある?取得メリットは?

冒頭でもお伝えした通り、Webコーダーに資格は必須ではありません。
ですが、完全未経験からの転職や学習のモチベーションアップとして資格を取得するのはとても効果的です。
ここでは、Webコーダーを目指す人におすすめの資格と、その資格がどう役立つのかを詳しく紹介します。
Webコーダーに役立つ資格①|Webクリエイター能力認定試験
まず紹介するのは、「Webクリエイター能力認定試験」です。
この資格は、Web制作に必要な基礎スキルを身につけていることを証明できる試験です。
試験では、デザイン指示書に沿ってHTMLとCSSを使い、実際にWebページをコーディングする実技問題があります。
「指示通りに見た目を作れるか」「ルールに沿った正しいコーディングができるか」がチェックされます。

未経験の人が『私は基本のWebページを作れます』とアピールできる資格だよ!
特に、転職活動をするときに「スキルを勉強した証拠」として提示できるので安心材料になります。
Webコーダーに役立つ資格②|HTML5プロフェッショナル認定資格
次に紹介するのは、「HTML5プロフェッショナル認定資格」です。
この資格は、HTML・CSS・JavaScriptのスキルを証明できる実践的な資格で、レベル1とレベル2に分かれています。
レベル1:HTML・CSSのマークアップとレスポンシブデザインの基本を問われる
レベル2:JavaScriptやAPIの活用も含めた高度な実装力が問われる
基礎からステップアップしたい人、転職やキャリアアップを狙う人にぴったりの資格です。
特にレベル1は、企業からの評価も高く、現場に入ってから必要なスキルを体系的に学べるのが魅力です。
資格よりもポートフォリオが重視される理由
ここまで資格を紹介しましたが、Webコーダーの採用では資格以上に「ポートフォリオ」が重要です。
企業が本当に知りたいのは、
「あなたは現場でどんなページを作れるの?」
「デザイン通りにしっかり組めるの?」
という実力です。
どれだけ資格を持っていても、実際に作ったものを見せられないと評価されません。
逆に、資格がなくても「これが作れます!」とポートフォリオでアピールすれば、未経験でも採用される可能性は十分にあります。
【未経験者向け】Webコーダーを目指す3ステップ

未経験からWebコーダーを目指している人向けに3ステップで、Webコーダーになれる方法をご紹介します。
- 独学 or スクール or 訓練校でHTML/CSSを学ぶ
- ポートフォリオを作る(ブログ制作もOK)
- 求人に応募する or バイトで経験を積む
Step1:独学 or スクール or 訓練校でHTML/CSSを学ぶ
まず、Webコーダーを目指すならHTMLとCSSの基本スキルを身につけることです。
学習方法は大きく分けて3つ。
- 独学
- スクール
- 訓練校(職業訓練)
それぞれの特徴を確認して、自分に合った方法を探してみましょう。
独学
独学はコストを抑えられる反面、途中で迷子になる人も多いです。
ただ、最近はかなりわかりやすい学習サイトも増えているので、やる気があれば独学でも十分スタートできます。

私もProgateを何周も繰り返して勉強しました!
スクール
「独学は続けられる自信がない」「効率的に学びたい」という人はスクールも選択肢です。
費用はかかりますが、早く実力をつけて就職したい人には向いています。
訓練校(職業訓練)
訓練校は、仕事を辞めて通う人や転職したい人に特におすすめ。

私も独学で学んだあとに、給付金を貰いながら訓練校に通っていました
独学だと挫折しそうだけど、スクールは費用が高くて難しい…という人にとって、訓練校は現実的で通いやすい選択肢です。
また、年齢や職歴に関係なく応募できることがほとんどなので、気軽に検討してOKです。
Step2:ポートフォリオを作る
学習を進めたら、必ずポートフォリオ(作品集)を作りましょう。

でも、いきなり作品って難しそう…

そんな人は簡単な1ページ構成の架空サイトでOK!
デザインに自信ない人はデザインカンプ無料配布でポートフォリオOKのサイトから作ってみてください。
WordPressを使ってもいいし、簡単なHTMLページでも立派な実績になります。
「とりあえずやってみる」が大切!
完璧じゃなくても、作ったものを積み重ねていくことでスキルはどんどん上がります。
Step3:求人に応募する
ポートフォリオができたら、いよいよ実践の場にチャレンジしましょう。
最初はアルバイトや派遣など、比較的入りやすい雇用形態から経験を積むのも良いですが、「未経験OK」と書かれていない求人でもチャレンジして大丈夫です。
実は、未経験OKと書かれていない会社でも、実力を評価して採用してくれるケースは少なくありません。
応募のポイントは、
ここをしっかりやれば可能性があります。

未経験でも業務委託はできますか?

基本的に業務委託は即戦力を求められるので、最初のステップには向いていません
まずは会社に入り、チームで学びながら実務経験を積むことが成長に一番適しています。
「未経験歓迎」の求人ばかり探すのではなく、とにかく興味のある求人に積極的に応募してみる姿勢がとても大切です。
Webコーダーのキャリアパスと働き方のリアル

Webコーダーは、習得したスキルや働き方次第で将来の選択肢が広がる職業です。
「正社員」「派遣」「アルバイト」「フリーランス」など、ライフスタイルに合わせた働き方が可能で、キャリアアップも目指せます。
Webコーダーの働き方・キャリアパス・未経験スタートでもどこまで目指せるのかを紹介していきます。
働き方
Webコーダーの働き方は、会社員として働く人が多いですが、実は色んな選択肢があります。
最初は「会社で学ぶ」が一番ですが、スキルを積めば自分に合った働き方を選べるのがWebコーダーの魅力です。

会社勤めでも週4在宅OKも増えてるからホント働きやすくなった
キャリアパス(フロントエンド、ディレクター、フリーランス)
Webコーダーとして経験を積むと、将来的にこんなキャリアパスが見えてきます。
- フロントエンドエンジニア
HTML/CSSだけでなく、JavaScriptやVue、Reactなどを使って、もっと高度なWebサイト制作に挑戦できます。スキルアップすれば年収アップも見込めます。 - Webディレクター
制作だけでなく、スケジュール管理やクライアントとのやり取りを担当するポジション。
人と話すのが得意なら、ディレクターを目指す人も多いです。 - フリーランスWebコーダー
会社員で経験を積んだ後は、フリーランスとして独立する人もいます。
時間や働く場所を選べる自由度の高い働き方が実現します。
どのキャリアを選ぶにしても、Webコーダーは「スキル次第で道が開ける」世界です。
未経験スタートでどこまでいける?
最初は簡単な更新業務やパーツ修正など、難易度の低い作業から始まりますが、実務経験を積めば、
など、徐々にできることが増えていきます。
「自分はまだ初心者だから…」と応募をためらわず、まずは実力をアピールして行動することが何より大事です。
ポートフォリオを見せて、積極的にチャンスを掴みにいきましょう!
まとめ|Webコーダーは資格より行動が大事!

Webコーダーは未経験からでも目指せる仕事です。
資格を取ることも一つの手ですが、実は資格よりも「何を作ったか(ポートフォリオ)」の方が重視される世界です。
勉強しながら簡単なサイトを作って、自分のスキルを形にしていきましょう。
Webコーダーの仕事は、HTML/CSSの学習 → ポートフォリオ作成 → 求人応募 → 実務経験を積む、という流れで、着実にスキルアップできます。
「自分にもできそう!」と思えたら、まずは一歩踏み出して行動してみましょう!
あなたの努力で、きっと理想の働き方が実現できます!
コメント